貯留槽工事

貯留槽とは、豪雨や洪水で街に水が溢れた時に排水機能を確保するため、ある一定規模以上の開発面積に対して設ける水槽のこと。
豪雨や洪水時に一度に排水管に水を送ると排水機能が処理しきれずパンクしてしまうため、この水槽に一定規模の水を溜めた後で時間をずらして排水することにより排水管の機能を確保します。
また都市部では、ヒートアイランド現象を抑制するために、貯留槽に溜めた雨水を利用する場合もあります。

施工の流れ

1.基礎工事
貯留槽を設置する場所を掘削し基礎部分を整えます。

2.シート施工
雨水が浸出しないよう保護シート・遮水シートを設置します。

3.ユニット組立
貯槽ユニットを組み立てていきます。
貯留槽は水槽のようなものですが、樹脂製のユニットを何個も重ね合わせていくため、
一般にイメージするような水槽とは異なります。

4.流出管施工
貯留槽から流出するための排水管を施工します。

5.埋め戻し
組み上がった貯留槽ユニットに保護シートをかぶせ、地中に埋め込めば完工です。

貯水槽との違いについて

貯留槽と似た言葉で貯水槽がありますが、貯留槽は敷地内に降雨した水をそのまま集め一時的に留めるものです。
それに対して貯水槽は、飲み水など生活用水や防火水槽の水として、水道水やろ過した雨水を溜めこむものです。

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